楽しく長生きしてね
先日、仕事に出かける前、ドアのチャイムが鳴りました。
ドアを開けると、ご近所にお住いの90のおばあちゃまが。

「主人が、逝きました。」

私は、何をおっしゃるか、少しだけ予測はできたのに、でもやっぱり、うわっ!と泣いてしまいました。

先月、救急車が来ていたんです。気になっておりましたけれども、そっとしていました。


おばあちゃまが、お寒いのに、仕事に行かなければならず、玄関先でお話を伺うと、

「先月、救急車で運ばれて、1週間で逝きました。最後酸素マスクをつけるまで、ずっと今まで
結婚して64年間の思い出をいろいろ話したから、私はもう泣かないのよ。」
そうおっしゃりながらお話してくださいました。

娘さんから、お孫さんたちに、お手紙を残していらっしゃったらしいのです。
楽しい思いをさせてくれてありがとうと。

おばあちゃまにも、
「僕の母が、昔の人間で、君にはいろいろ苦労も掛けたけれど、64年も尽くしてくれてありがとう。
僕は長く生き過ぎた。僕は、もうすぐ逝ってしまうけど、君は、この後も元気に楽しく長生きしてください。」
というようなことが書かれていたそうです。

私は、うんうんと、子どものように泣きながらお話を伺っていました。

おばあちゃまは、左手を私の右腕に置いて、サスサスと温かくさすりながら、ずっと話してくださっていました。

「そしてね、主人は、お宅に伝えてほしいと。
以前、お宅の娘さんが、道で主人とすれ違った時に、歩けなくなった主人を家まで連れてきてくださったことも、本当にありがとうと言っていたの。
朝早く、ゴミを持って出たら、出かける娘さんと出会い、娘さんが、ゴミを持って下すったことがよくあったそうで、ありがとうと伝えてほしいって。
そして、息子さんも、ここに来た時は小さかったのに、今ではすっかり大きくなって、会うと挨拶してくれて、ずいぶん楽しませてもらったよありがとうと。
そう言っていましたよ。」

それを私に伝えておいてほしいと言ってくださっていたおじいさんの優しさを感じました。
素晴らしい人生最後の迎え方のように思います。
そんな風に立派に迎えることができるように、残りの人生を生きていきたいなと思いました。

おばあちゃま、もう娘さんのところに行ってしまわれるの?と伺うと、
ここは、病院も買い物も便利だから、自分でできるあいだは、ここにいるつもりだとおっしゃいました。

おじいさんとお二人住まいの時も、そうおっしゃっていました。
自分で考えながら、何でも自分ですることが、元気でいる秘訣なのよ~と。

そのあと、今綺麗に咲いているシクラメンの鉢植えと手編みの靴下を持って、どうしていらっしゃるかなと伺ってみました。

まだ日が浅いので、ご家族の出入りも多いと思うので、しばらくしたら、改めてお参りさせていただこうと思います。


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【 2013/12/16 09:13 】

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